新入社員と指導先輩の座談会 | 株式会社TOK

新入社員と指導先輩の座談会
土屋さん&宇塚さん

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<司会>
本日はよろしくお願いします。技術系の仕事に興味を持っている方に対して、当社ならではの内容を伝えてください。まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。

<土屋> (写真右)
東洋大学理工学部機械工学科を卒業し、2018年4月に入社した土屋です。現在は製品開発センターR&Dグループの一員として宇塚さんの下で仕事をしています。入社後一年間は研修期間という位置づけです。TOKは多様な業界に部品を供給している点に興味を惹かれました。

<宇塚> (写真左)
入社21年目の宇塚(マネージャー職)です。千葉工業大学大学院機械工学専攻修了しました。13年ほど前に岡山大学大学院に社会人ドクターとして入学し、会社の業務と並行して研究を進めながら、10年前に博士号をとりました。

<司会>
当社は機構部品メーカーとして様々な業界とつながっていますが、製品開発センターは将来的な新製品を作る、というのを課題としています。土屋さんは現在、どのような仕事に携わっていますか?

現在の仕事内容

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<土屋>
以前まで宇塚さんが博士論文のメインテーマとしても取り組んでいたものを、現在引き継いでいます。テーマ名は”エアモーターの高速化対応”です。エアモーターとは文字通り電気ではなく空気で動くモーターのことです。ある用途でこれまでよりも高速回転を求められており、世の中にそのような製品はないため開発を続けています。具体的には、内部に組み込んでいる「かさ歯車」や「ダイヤフラム」の改良を進めています。設計したものを外部の試作メーカーに依頼して製作してもらったりしています。

<司会>
世の中にないものを作るのはなかなか難易度が高そうですね。新しい設計のアイデアはどのように出しているのですか?

<土屋>
一番難しいところです。世の中にある既存製品を見たり、文献などをヒントにしたりして考えた後、R&Dグループのミーティングで意見のすり合わせをし、方向性を決めています。



<宇塚>
いま、既存製品と言いましたが、たとえばストローの伸縮部分などもヒントになります。新機構のアイデアは訓練や経験もありますが、日常生活などからの様々な情報を蓄積することで生まれてくるものだと思います。

<土屋>
ミーティング時にストローをヒントにしたアイデアを聞いたときは、さすがだなと思いました。アイデアはそんなに遠くない身近なところから取ってきていると感じています。宇塚さんはこれは使えないかなと常に考えているようなので、その姿勢は真似ていきたいです。

<司会>
最近では電気系との融合も進めています。

<宇塚>
当社は機械設計で動きのあるものを作るのが得意分野です。しかし、電気設計もできることで動きに幅を持たせるというか、それにより付加価値をつけようとしています。エアモーターの制御部は電気を用いているのでそこにまで踏み込んでいくことも考えています。”機械+電気”でさらなる差別化を図ります。

<土屋>
大学では機械工学を学びましたが、会社に入ってから電気の勉強をするとは思っていませんでした。
しかし、専門外のことだからこそ楽しんで吸収しています。新しいことに挑戦させてくれる社風は良いですね。

<司会>
経営において現状維持は衰退と同義語です。常に、やっていないことに取り組む姿勢を忘れないようにしましょう。さて、日々の指導はどのようにしていますか?

日々の指導や当社の制度など

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<宇塚>
やることを一から十まで全て指示しないようにしています。ある程度まで説明し、自分で考えてもらう領域を作っています。考えてきた上でわからない部分については教えるようにしています。

<土屋>
チャレンジをさせてくれていると感じています。ただ、一度指摘されたことは、次に設計する際は気を付けています。入社早々の図面は修正箇所だらけでしたが、最近は数か所になってきたので、徐々にですが力はついてきていると感じています。

<宇塚>
本人が自分で作り上げたという自信、達成感を感じてもらいたいですね。私のサポート業務をしているのではなく、自分がメインでやるということで。そういう意味で特許の発明者になって出願してもらいたい、そのような仕事の仕方をしてもらっています。これは大手にはないやり方ではないでしょうか。大手はいわゆる分業体制になっていると思われ自分の仕事の位置づけが見えにくいと聞いています。当社くらいの規模であれば、開発職でよりやりがいを感じられると私は思っています。

注釈)当社には知的財産報奨制度があり、出願などの各段階や売上貢献に応じ報奨金が設けられている。

<司会>
設計や開発の途中経過の報告の場もあります。

<土屋>
半期に一度の成果報告会は各部署から一件ずつ発表があります。それ以外にも毎月技術討論会というものがあり、普段の設計において困っていることや悩んでいることについて他部署からアドバイスをもらえます。グループが分かれていてもTOKの技術者みんなで考えながら行っていると感じています。
私はまだ1年目なので、2018年10月の成果報告会で研修の中間報告を行いました。大学でも発表会はありましたが、資料を作ると頭の中が整理できます。

<宇塚>
社内ですので発表の練習や、自分の行っていることを相手に伝える訓練の場になると思います。
仕事はやはりお客様がいてこそですので、相手に自社および自社の技術をわかってもらわないといけません。社内で話す訓練をし社外の方にスムーズに伝えられるようにしています。

<司会>
研修期間中には工場研修もありますが、それはいかがでしたか。

<土屋>
11月の一か月間は山梨工場で研修をしました。山梨工場は、中国にも展開している当社におけるメイン工場の位置づけで、すべての製品を生産できる体制があります。部品の取り入れから成形、組立、品質保証までと、製品が作り上げられていく工程など工場全体の流れをじっくり学べました。
また、ひと月山梨にいたので、週末は昇仙峡やワイナリーなどにも行きました。

<司会>
製造現場をしっかり把握したようですね。いずれ製品を立ち上げて、工場での生産をスタートさせてください。製品開発センターは、新しい製品を作り出す部署ですが、雰囲気はどのような感じですか?やはり真面目な感じ?

部署の雰囲気

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<土屋>
真面目は真面目ですが、みんな仲が良いというのが一番良い言葉だと思います。飲み会などではそれがさらに加速しますね。それはともかく、製品開発センターの中には、R&Dグループ以外にもいくつかのグループがあります。打ち合わせはR&Dの開発者だけでなく全員でアイデア出しなどを行います。

<宇塚>
若い人も増えてきているのでアイデアの数も多いですし、仕事の進みが早くなっています。私としては意見を言いやすくするなど、その人たちの肩身が狭くならないようにしています。また、当社はグループフリーアドレス制を取り入れていますが、製品開発センターは平等にくじ引きで決めるなど遊び心もいれつつ配慮をしています。そうそう、たまに桂介さんが横に座ってくることもあります。
注釈)当社は社長も”さん付け”で呼ぶ。

<土屋>
宇塚さんに連れて行ってもらえる神保町の食べ歩きも楽しいですね。次はどこに行きますか?



<宇塚>
内緒だよ(笑) それにしても、この前オセロで負けたのはくやしかったな~
注釈)お昼休みに社員でのオセロ大会を開催したところ土屋さん2連覇!

<土屋>
先輩とはいえ負けられませんからね!社内イベントでは、仕事であまり関わりがない方ともコミュニケーションが取れて楽しいです。

<司会>
良い雰囲気が伝わってきますね。さて、そろそろ時間が近づいてきました。最後にまとめとして技術職を目指す学生へのメッセージをお願いします。

技術職を目指す学生へのメッセージ

<宇塚>
世の中にあるものはすべて未完成である、というのが私の考えです。たとえば、いいものでも落としたりしたらいずれは壊れたり、使い勝手がどこかイマイチだったり、言い出せばキリがありませんが、、。自分たちのようなモノづくりの仕事(開発職)は未完成品を完成させることを目指していると言えます。これは永遠の課題ですが、少しでもモノをよくしたい、そこに自分の技術を試したい、あるいは新しいことにトライしたいという方は是非応募してください。
機械設計に限らず電気系の仕事も今後は取り入れていきます。多様なバックグラウンドの方と一緒に仕事をしたいですね。

<土屋>
いまは検索すると知らない会社や、こんなものを作っているんだと思うような会社がたくさん出てきます。
そのような中でも就職活動ではこれだけは譲れない何かを持っておくと、最後の最後で迷った時の決め手になると思います。私はやりたいことが明確に定まってはいなかったのですが、「会社で応対してくれる人や説明してくれる方の人柄」を重視していました。就職したら、その会社で長く働き続けたいと思っていたのでそこの雰囲気をよく見ていました。結果として、先ほど製品開発センターの雰囲気でも述べたように、私の判断は間違っていなかったと思います。とはいえ、この座談会の文章ではすべて伝わらないと思うので、ぜひ一度来社して話を聞いて自ら感じてみてください。
おしゃれなBGMのかかるワンフロアでワイワイしながら開発の仕事をできる会社は、IT系以外ではそうそうないと思います。

<司会>
良い環境でリラックスしてこそ新しいものが生み出せる、ということでしょうか。これからも世の中にない製品を開発し続けて下さい。本日はどうもありがとうございました。

<宇塚、土屋>
ありがとうございました。
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