SRシリーズ | 株式会社TOK

SRシリーズ


ルーズフランジの接合作業を楽にする機構とは?

ルーズフランジの取り付け・取り外しが簡単に
ルーズフランジの接合作業に複数の人や手間をかけていませんか?

着脱機構SRXは、ルーズフランジの接合作業のお困りごとを解決します。重い配管のルーズフランジにボルトを締め着けて接合する際は、一人が支え、もう一人がボルトを締め付ける必要がありますが、配管を支える人材を確保することが難しかったり、重量物を持つことによる転倒事故や腰痛などの労働災害が発生したりする可能性があるのではないでしょうか。人が支える代わりに、SRXが配管を支える役割を担うことによって、これらの問題を解決し、ルーズフランジのボルトを簡単に締め付け、ルーズフランジを接合することが出来ます。

今回は、着脱機構SRXをご紹介し、ルーズフランジへの着脱機構SRXの取付方法をお伝えします。

目次
ルーズフランジの接合作業に最適の着脱機構「SRX」とは?
ルーズフランジ取り付けの事前準備
ルーズフランジの取り付け方
ルーズフランジの取り外し方
ルーズフランジの接合作業を楽にする機構とは?まとめ

ルーズフランジの接合作業に最適の着脱機構「SRX」とは?

着脱機構SRX
SRXとは、ワンタッチで対象物を着脱できる機構部品です。片手操作のワンアクションだけで取り付け・取り外しが可能な為、ルーズフランジをボルトで接合・解体する前に仮支えすることが出来、接合・解体作業を一人で行うことが出来ます。ルーズフランジや閉止フランジを接合する際は、一人が配管を支え、もう一人がボルトを締め付け、取り外す為、2人の作業員が必要です。配管を支える重労働によって健康を損ない、人手が足りない場合は作業が中断され、思うように作業が進まなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。そして、配管の取り外し作業のあとは配管を清掃する必要がある為、効率よく作業を実施する必要があります。
SRXをルーズフランジに搭載すると、作業員一人分の労働力を担い、作業員の代わりに配管を支え、接合作業を簡単にします。サイズが小さい為、配管を支えるための作業員が入るスペースがなく、作業が難しかった場面にも適しています。SRXはどの方向からの荷重でも耐えることが出来るので、配管は縦向きでも横向きでも問題ありません。耐久性が高く、清掃頻度の高い配管の接合・解体にも耐えることが出来ます。SRXが仮支えすることによってルーズフランジは安定し、ずれることなく接合出来る為、品質向上にもつながるでしょう。

詳しい製品仕様はこちらからご覧ください。

ルーズフランジ取り付けの事前準備

SRX取付
事前準備として、SRX本体を取り付ける必要がありますが、一度取り付けてしまえば、その後は毎回取り外す必要はありません。ルーズフランジへのSRX本体の取り付けは、ネジで締め付けるのみの為、容易に取り付けることが出来ます。ボルトとボルトの間の空きスペースなどにSRX本体を取り付けて下さい。

ルーズフランジの取り付け方

ルーズフランジ取付
ルーズフランジを取り付ける際は、作業員に代わってSRXに挿入するシャフトが仮支えの役割を果たします。SRX本体にシャフトをワンクリックで挿入するのみです。シャフトがルーズフランジを支え、接合作業を助けます。その後、ボルトでルーズフランジを完全に締め付けることで、配管の接合作業が完了します。仮支え用のシャフトを取り外す必要はありません。

ルーズフランジの取り外し方

ルーズフランジ取り外し
取り付け作業と同様に、ボルトを緩めるときに必要なルーズフランジの仮支えの役割を、SRXに挿入されたシャフトが果たします。シャフトが仮支えすることにより、ボルトを緩めてもルーズフランジが落ちてくることはありません。そして、SRX本体に挿入しているシャフトをワンプッシュすることで、ルーズフランジを容易に取り外すことが出来ます。

予めSRX本体をルーズフランジに取り付けておくことで、毎回の仮支えをSRXが補い、作業員の負担を軽減させます。

ルーズフランジの接合作業を楽にする機構とは?まとめ

今回ご紹介したように、SRXは着脱機構部品ですが、SRXのみで完全に固定するのではなく、仮支えとして使用することができます。また、ご要望に応じた形状のシャフトをオプションとして提供することも可能です。配管の接合・解体作業でお困りの際は、ぜひご利用をご検討ください。サンプルのご提供や、仕様変更のご相談も承っております。こちらのフォームからお問合せをお願いいたします。
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